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マンション家賃、大型ファミリー向きで上昇が継続

アットホーム株式会社は27日、同社の不動産情報ネットワークにおける「全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」(2021年12月)を発表しました。入居者が1ヵ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」と定義して調査したようです。調査対象は、首都圏(東京23区、都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市の9エリアです。賃貸マンションの平均募集家賃の前年同月比上昇率トップは、30平方メートル以下(シングル向き)が「福岡県」(前年同月比3.7%上昇、平均家賃5万248円)、30~50平方メートル(カップル向き)が「神奈川県」(同4.2%上昇、同9万1,674円)、50~70平方メートル(ファミリー向き)が「埼玉県」(同3.4%上昇、同9万1,938円)、70平方メートル超(大型ファミリー向き)が「東京都下」(同8.3%上昇、同15万8,517円)。東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県が全面積帯で前年同月を上回ったようです。特に東京都下は全面積帯で前年同月比上昇率トップ3にランクインし、大型ファミリー向きマンションの上昇傾向が続き、全9エリア中、名古屋市を除く8エリアで前年同月を上回ったほか、東京23区・名古屋市を除く7エリアの前年同月で上昇率が3%以上と上昇幅も大きいとのことです。

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