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「在籍」1人当たりオフィス面積が微増に

ザイマックス不動産総合研究所は22日、「1人あたりオフィス面積調査(2023年)」結果を発表しました。同社は、企業におけるオフィスの利用実態を把握するため、08年から年1回継続して調査を実施。調査期間は23年4~5月。調査対象は、オフィスビルに入居する一般事業所用途テナント。「在籍(1人当たりオフィス面積)」と「出社(同)」について分析しました。有効データ数は、「在籍」1,158テナント、「出社」1,093テナント。23年の「在籍」の1人当たりオフィス面積の中央値は3.9坪(前年比0.2坪増)と、微増となったようです。「出社」は4.9坪(同変動なし)と、横ばいに。企業のオフィス床需要が強まったことが、「在籍」の増加につながったと考えられるようです。一方で、出社制限の緩和などにより、オフィスへの出社人数が増加したため、「出社」については横ばいとなったことが背景として挙げられました。オフィス所在地別で見てみますと、東京23区は「在籍」が3.9坪、「出社」が4.9坪、平均出社率が75.6%。大阪市は「在籍」が4.1坪、「出社」が5.0坪、平均出社率が83.5%。名古屋市は「在籍」が4.3坪、「出社」が5.2坪、平均出社率が82.1%。福岡市は「在籍」が4.7坪、「出社」が5.6坪、平均出社率が81.9%。東京23区では「在籍」「出社」ともに、大阪市・名古屋市・福岡市に比べて小さいことが分かりました。

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