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賃貸Mのリノベ、建て替え比でCO2排出量75%減

東急不動産株式会社とリノベる株式会社、国士舘大学朝吹香菜子研究室は7日、賃貸マンション「コンフォリア高島平」(東京都板橋区、全室数76戸、築27年)における産学共同研究の結果を明らかにしました。東急不動産が事業主となり、プロジェクトマネジメントおよび総合企画を担当し、リノベるがリノベーションの設計・監理・施工を手掛けたようです。既存建物を同規模の新築に建て替えた場合と、今回のリノベーションとを比較しました。CO2削減効果と廃棄物削減効果を算出・見える化したようです。CO2排出量では、建替新築した場合を比べて75%削減され、削減量は約4,360tとなったようです。さらに1戸当たりに換算すると、約57tとなったとのことです。 廃棄物排出量では、建替新築した場合に比べて約96%削減され、削減量は約1万4,300tと算出されました。また、1戸当たり換算すると削減量188tだったようです。リノベーションもしくは新築以後40年間のランニング(運用・改修)解体段階の評価も実施されました。リノベーションの場合は築67年で解体される「長寿命ケース」、建替新築の場合は、築27年で建て替え新築後築40年で解体される「短寿命ケース」がありますが、長寿命ケースの場合は短寿命ケースに比べて40年間のCO2排出量が20%削減されることが分かったようです。省エネリノベーション実施によるCO2排出量削減効果は5%(約1,000t)となったとのことです。

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