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都心5区ビル空室率、3ヵ月連続で低下

三幸エステート株式会社は15日、2022年11月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および、全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模賃貸オフィスビル(1フロア面積200坪以上)のマーケットデータを公表しました。東京都心5区の空室率は4.32%(前月比0.25ポイント低下)と、3ヵ月連続で小幅な低下が続いており、分室の開設やビルグレードの改善を目的とした移転等が散見され、空室床の消費が進んでいることが低下の要因となったようです。潜在空室率は7.53%(同0.05ポイント低下)と空室率と同様に、3ヵ月連続で低下しており、上昇傾向には落ち着きが見られるようです。1坪当たりの募集賃料は2万7,879円(同29円減)とほぼ横ばいとなり、2万7,000円台後半での小幅な動きが継続しているもようです。募集面積は72万4,659坪(同6,383坪増)。移転を検討するテナント側の選択肢が多いことから、大口の募集床を抱えるビルを中心に条件緩和の動きが見られたとのことです。

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