ブログ
6.162025
都心5区オフィス空室率、2ヵ月連続で大幅低下
三幸エステート株式会社は10日、2025年5月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)と全国6大都市(東京23区と札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡の5市)の大規模ビル(1フロア当たりの面積200坪以上の賃貸オフィスビル)のマーケットデータを公表しました。東京都心5区のオフィス空室率は2.12%(前月比0.59ポイント低下)と、2ヵ月連続で大幅に低下し、港区の新築・築浅ビルを中心にまとまった面積の空室消化が進んだことが主な原因となっているようです。貸付総面積に対する募集面積の割合を示す潜在空室率も4.14%(同0.56ポイント低下)とこちらも大幅に低下しているとのことです。1坪当たりの平均募集賃料は3万273円(同190円上昇)と、18ヵ月連続で前月から上昇または横ばい状態が続いています。都心部の多くのエリアで品薄感が漂っていることから、募集賃料を上げる動きが広がっているようです。募集面積は38万5,969坪(同2万7,584坪減)と、20年8月以来の30万坪台に減少したとのことです。