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大手銀行5グループ、2018年9月中間連結決算において業務純益0.8%減、本業が停滞し利ざや低迷

大手銀行5グループ(三菱UFJ、三井住友、みずほ、三井住友トラスト、りそな)の2018年9月の中間連結決算が出そろったようです。本業のもうけを示す実質業務純益は3グループが減益となり、合計は前年同期比0.8%減の計1兆1178億円となっています。長引く超低金利で苦しいやり繰りがあったようですが、大口融資先の業績回復に伴う貸倒引当金の戻り益などが寄与したため最終利益は全グループが増益となり、合計は10.6%増の計1兆6964億円と大幅に伸びたようです。ただ、融資需給が弛緩した状況では貸出金利を上昇させることは難しく、また利ざやの拡大も見込みにくいようで最終利益を押し上げた引当金の戻り益は一時的なものであり、先行きは楽観できないとのことです。

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