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オリックス銀行、「遺言代用信託」を山口FG傘下3行にて提供することで合意

オリックス銀行は、生前に遺産を渡す人を指定しておく「遺言代用信託」を山口FGの傘下3行に提供することで合意しました。死亡すると故人の預金口座は親族でも引き出しに手間がかかるため、代用信託は相続時に発生する面倒さを解消する商品として人気が出ており、オリックス銀行も2022年3月末までに5倍超の500億円に受託残価を増やす計画となっているようです。山口FG傘下の山口銀行、北九州銀行、もみじ銀行の3行が2月4日からオリックス銀行の商品を取り扱うとのことです。顧客の資産はいったんオリックス銀行に移り、相続時はあらかじめ指定された受取人へ一括で渡すというかたちになっているため、地銀は預金流出を抑えられコストも抑えることができるとのことです。みずほ信託銀行も先行して2016年から地銀への提供を開始しており、11行と代理店契約を結んでいるようです。

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