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経済産業省、QRコードを使ったスマホ決済の不正利用を防ぐ指針を発表

経済産業省は、QRコードを使ったスマホ決済の不正利用を防ぐ指針をまとめたとのことです。これは、決済事業者に対して精度の高い本人認証や、過去のデータと照らし合わせて不正が疑われる取引かどうかを検知する対策で、10月にキャッシュレス決済のポイント還元制度の開始を控えているため、不正対策に力を入れているとのことです。第三者が不正に入手したカード情報がスマホ決済に使われないように登録や決済の際に検知するしくみの整備を求め、「3Dセキュア」と呼ばれる本人認証や、不正が疑われる取引を検知するなど複数の対策の組み合わせが重要だと指摘し、スマホ決済事業者とクレジットカード会社の情報共有において、カード番号などのデータを融通するには課題も多く、連携のためのシステムづくりと個人情報の保護について検討するよう促したとのことです。スマホ決済において、2018年12月にヤフーとソフトバンクが出資する決済会社「ペイペイ」において不正利用が相次いだことによりセキュリティーの甘さを指摘され、決済事業者やクレジットカード会社が参加する官民協議会で不正利用を防ぐ検討が進められてきており、スマホ決済における信頼を失わないためにも関係する企業には対策を求めていくとのことです。

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