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損保ジャパン、導入リスクの軽減を目指し、AIの性能を「保証」へ

損害保険ジャパン日本興亜は、AIの開発企業向けにAIの性能を「保証」する保険を売り出すと発表しました。これは、システム会社が納入先に事前に約束した性能を発揮できなかった際に、損保ジャパンが導入にかかった費用をシステム会社に代わって納入先に補償するといった保険のようです。AIの性能を保証する保険を損保大手で初めて売り出すことになり、保険料は平均で約200万円、保険金は2,000万円を想定しており、5年後には10億円の保険料収入を目指しているようです。損保ジャパンは、システム会社のAIの性能をこれまでの実績をもとに審査して契約し、システム会社が実証実験を経てAIを納入する際に精度が規定を満たさなかった場合において保険金を支払うといった仕組みになっているとのことです。AIは膨大なデータを基に不良品を見極めるものの、実際の導入時に正確に動作しないリスクがあるため、実証実験で性能を確認しても導入をためらう企業があるのも少なくないため、保険でそのようなリスクをカバーすることにより企業が投資に踏み切りやすくなることを期待しているようです。

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