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ふくおかFG傘下のiBankマーケティング、10月末をめどに『地域総合商社事業』の開始を発表

ふくおかFG傘下でフィンテックを手がけているiBankマーケティングが、10月末をめどに地域総合商社事業を始めることを発表しました。デザイナーらとブランド再構築を支援し、新設する電子商取引(EC)サイト「エンニチ」にて全国販売するといったものであり、ECサイトにおいて、地域で作られた工芸品や加工食品のほか地域のデザイナーが手掛けた衣服などを取り扱い、著名デザイナーらと提携することにより若者への訴求力を高めていくとのことです。サービス開始時に200商品を取りそろえ、大手アパレルを中心に大企業とのコラボレーションを支援し、出品料や販促費用などを含めたトータルコストを大手ECの3分の1程度に抑え、手数料を販売額の約10%にするもようです。サービスはふくおかFGが地盤とする九州エリアで始め、ウォレットプラスに加盟する地域金融機関がある他地域にも順次拡大していくとのことです。低金利環境で預貸による収益が上げにくいなか地方銀行が地域商社事業に参入する事例が相次いでおり、銀行による事業会社への出資規制も緩和される予定のようです。

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