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大和証券とクレディセゾンが資本提携を発表

大和証券グループとクレジットカード大手のクレディセゾンが資本業務提携することを発表しました。カードと証券の大手が資本提携に乗り出すのは異例なことで、大和がセゾンの発行済み株式の5%超を取得し事業会社として筆頭株主となるようです。クレディセゾンはカード業界では1割前後のシェアを占めるカード大手で、西武百貨店などで構成するセゾングループに源流を持ち流通系企業と提携したカード発行に強みを持っており、そこで、セゾンも20億円を上限に大和株を取得し、キャッシュレス化などデジタル化が進むなかスマートフォン決済など次世代金融サービスの開発に乗り出すもようです。セゾンは2004年にみずほFGと提携していたものの、十分な統合効果が得られないことを理由に2019年10月に提携を解消することが決まっており、一方、大和証券は1998年7月に住友銀行(現三井住友銀行)と提携し法人取引専門の合弁会社を設立していたところ2009年に提携を解消しているようです。業務提携後は、LINEなど異業種が決済サービスに相次ぎ参入するなか新たな決済手段の開発に加え、ローンや若年層に向けた新たな資産形成サービスにおいて協力していくとのことです。

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