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商工組合中央金庫、スタートアップと協業し中小運送業者向けに空きスペースの活用を展開

商工組合中央金庫は、倉庫不足に悩む中小の運送業者向けに空きスペースを活用したサービスを開始したもようです。ネット通販の拡大により物流拠点は不足しているものの、小口や短期間であれば製品や部品を保管できる場所があるとのことで、商工中金は倉庫の余剰スペースを仲介するスタートアップのsoucoと組みサービスを展開するとのことです。商工中金は全国に約1万2千社の運送など物流関連の融資先を持っておりsoucoが開発した仲介システムの利用を促すことにより、soucoは倉庫を借りる業者が払う賃料を立て替え、商工中金はsouco向けにつなぎ資金を供給するといった流れになっているようです。トラックのドライバー不足や勤務管理の厳格化により物流業者の経営環境は厳しいため、一時的な保管場所を確保して効率的に配送する仕組みづくりが急務になっているもようです。日本政策投資銀行は、2020年3月に総合物流のSBSホールディングスと組み、営業先の紹介や燃料の共同購入などを通じて経営改善を図るため、中小業者を支援する40億円規模のファンドを立ち上げるようです。

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