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デジタル通貨検討本格化へ

政府・日銀が中央銀行の発行するデジタル通貨(CBDC)の検討に本腰を入れ始めました。
デジタル通貨はお札などの現金通貨をデジタル(電子情報)の形式で発行し流通させるものとなっています。JR東日本のSuicaをはじめとした電子マネーとの大きな違いは、発行主体が民間ではなく中央銀行という点が挙げられます。電子マネーの場合は導入している店舗のみでしか使えませんが、デジタル通貨は通常の通貨と同様、発行国内ならどこでも利用できます。また発行主体が民間ではないため、倒産して使えなくなるようなリスクもありません。
デジタル決済を巡る技術革新が続く中、現在のところ中国が「デジタル人民元」の発行準備で先行しており、日本は国内での電子決済ニーズにも対応し、米欧と連携して準備を急ぐもようです。

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