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ふくおかフィナンシャルグループ、国内初の「デジタルバンク」始動

ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は5月、デジタル専業「みんなの銀行」のサービスを開始するとのことで、クラウドベースでゼロから銀行を立ち上げ、国内初のデジタルバンクと宣言しているようです。
まず取り組むのが、「B2C(消費者向け)」のサービスで、通帳やキャッシュカードは発行せず、スマートフォンのアプリから預金や資産運用、貸し越しといった金融サービスを提供し、口座開設も24時間365日対応するとのことです。
20~30代の「デジタルネーティブ世代」が主な顧客層で、従来型の銀行が得意としてきた画一的な対面サービスではなく、ひとりひとりに最適なスマホ主点のサービスを展開することで銀行離れが進む若年世代を取り込む目的のようです。
みんなの銀行はシステムをゼロからスタートさせることで、利用者や顧客のニーズに応じて柔軟にシステムを見直す体制を整え、将来的にはふくおかFGそのもののシステムにも同行が持つクラウドの仕組みを生かしていくほか、他の金融機関へシステムの外販も想定しているとのことです。

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