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三菱UFJ信託、認知症対策で相続財産を親族が代理管理

三菱UFJ信託銀行は4月から、「遺言信託」の契約者を対象に、配偶者などが相続したお金の管理を事前に指定した代理人に一任できるサービスを開始するとのことです。財産を引き継いだ後に孤立し、認知症を発症する高齢者が増えていることに対応します。生前に子供などを代理人に指定しておくことにより、医療費や生活費を代わりに遺産から引き出せるようになるということです。遺言信託は信託銀行が遺言書の作成や執行を担う商品です。相続発生後は、相続人の口座に入ったお金を代理人が管理できるようになります。資金の用途は限らず娯楽や旅行にも使えます。代理人以外の親族はスマートフォンのアプリを通じて出金の内容や頻度を確認できるとのことです。銀行では預金者に認知症の疑いがあると取引に応じない場合が多く、配偶者が死去した後で一人暮らしとなった高齢者の認知機能が低下する傾向があることへの対策が必要だとして、引き継いだ遺産を適切に管理できるようにしたようです。

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