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損保ジャパン 医療保険金を最短30分で実費入金

損害保険ジャパンは6月、入院費の実費を最短30分程度で受け取れる医療保険を売り出すようです。実際の損害に応じて保険金を出す損保のノウハウを利用していくとのことです。利用者の手続きはスマートフォンで完結し、デジタル化でコストを抑え、保険料は30歳代で月2千円程度と業界で一般的な4千~5千円前後よりも安くなるとのことです。医療保険は入院日数に応じて決まった保険金を出す定額払いが主流ですが、医療費の高額化などで、日額いくらの保険に加入すれば十分かがわかりにくくなっているのが現状です。損保ジャパンは実費払いで限度額は月50万円。必要な範囲の補償に絞ることで保険料を抑えることができます。新商品は病院が発行する領収書の診療報酬点数に連動して保険金を払うとのことです。加入や申請の手続きはスマートフォンで完結します。必要書類を撮影してアップロードすると人工知能(AI)が読み込んで原則24時間以内、最短30分で保険金を指定の銀行口座に振り込むとのことです。郵送で紙をやりとりする手間などを省くことで、従来は早くても1週間程度かかっていた入金を大幅に前倒しすることができます。
損保ジャパンの新商品「入院パスポート」は系列代理店を通じ、2021年度で20万件の販売を目指すそうです。年間50億円の保険料収入を見込み、特約によって先進医療費を無制限に補償する仕組みも取り入れているようです。

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