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9月の経常黒字、前年比31%減 自動車減産・原油高で

財務省が9日発表した9月の国際収支統計(速報)によりますと、海外とのモノやサービスなどの取引状況を表す経常収支は1兆337億円の黒字で、前年同月比31.1%減ったようです。新型コロナウイルスの感染拡大による供給網の混乱や半導体不足を受けた自動車の減産で輸出が停滞し、貿易収支が赤字になったとのことです。経常収支は貿易収支、外国との投資のやりとりを示す第1次所得収支、旅行収支を含むサービス収支などで構成しているようです。貿易収支は2299億円の赤字で、赤字は2カ月連続のようです。輸出は16.1%増の6兆9077億円で、伸び率が3カ月連続で縮小したもようです。輸入は7兆1376億円で41.6%増え、原油や石炭の価格が上昇したほか、コロナワクチンなど医薬品の輸入増も影響したとのことです。第1次所得収支の黒字は1兆7532億円と13.9%と増えたようです。資源高で商社の海外収益などが増え、直接投資収益の黒字幅が拡大したもようです。サービス収支は2570億円の赤字となり、赤字幅は23.3%拡大したとのことです。国内でテレワークが広がった影響でセキュリティーソフト購入に伴う海外への支払いなどが増えたようです。

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