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対日鉄鋼関税、米が春から一部免除 アルミは継続

日米両政府は、米国が日本から輸入する鉄鋼に課す追加関税を一定量まで免除する方向で最終調整に入ったもようです。日本の鉄鋼輸出の多くは春から免除になる見通しのようです。アルミニウムの追加関税は継続し、日本政府は鉄鋼・アルミともに追加関税の完全撤廃を求めて協議を続けるとのことです。日米が近く発表するようです。トランプ前政権は2018年から、安全保障上の脅威を理由に「通商拡大法232条」に基づき日本や欧州連合(EU)などから輸入する鉄鋼とアルミにそれぞれ25%、10%の関税を上乗せしました。21年11月に萩生田光一経済産業相とレモンド米商務長官が会談し、早期の解決をめざすことで合意していたようです。米国は一定量まで追加関税を免除する「関税割当」を日本の鉄鋼に導入することにしました。3~4月ごろから免除が始まる見通しです。鉄鋼の対米輸出は追加関税の導入前の17年に約173万トン、上乗せ後の20年は約72万トンだったようです。日本政府関係者によりますと輸出の多くは追加関税がなくなり、アルミの上乗せ関税は免除しないとのことです。鉄鋼、アルミとも米国内で代替品を調達しにくい場合に追加関税を適用しない措置は続けるもようです。日本のアルミの多くは適用除外を受けているとのことです。

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