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三菱UFJ銀行、インドに3億ドル投資枠 IPO候補に

三菱UFJ銀行はインドのスタートアップ企業に対する3億ドル(約350億円)の投資枠を設けるもようです。新規株式公開(IPO)候補など有望企業を発掘し、銀行が直接出資するとのことです。インドではフィンテックやIT企業が増えており、経済拡大に伴って成長が期待できるようです。将来的には出資企業に三菱UFJ銀行の金融機能を提供するとのことです。対象は成長軌道に乗り始めたスタートアップ企業で、10社程度への出資を見込むようです。投資ファンドを設けるのではなく、銀行から直接出資する形態をとるのは、値上がり益よりも戦略的な相乗効果に重きを置くためであり、投資先企業の技術を活用し、三菱UFJ銀行のサービス向上につなげることも視野にいれているようです。三菱UFJ銀行は東南アジア圏で現地の銀行に出資し、商業銀行網を築いてきましたが、インドでは規制などにより銀行への出資が難しいようです。現地企業への直接出資で足場を築いていくとのことです。

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