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3メガ損保、23年3月期純利益を下方修正 台風・コロナで

損害保険大手3グループは18日、2023年3月期通期の連結純利益予想を下方修正しました。9月の台風や米巨大ハリケーンなどの自然災害向けの保険金の支払いが増えるようです。台湾で新型コロナウイルスの感染者に払う保険金も利益の押し下げ要因になるとのことです。東京海上ホールディングス(HD)の今期純利益は前期比12%減の3700億円(従来予想は2%増の4300億円)になる見通しのようです。MS&ADインシュアランスグループHDは47%減の1400億円(同9%減の2400億円)、SOMPOHDは64%減の800億円(同29%減の1600億円)に予想を見直したようです。東京海上とMS&ADでは台湾でコロナ感染者に払う保険金が増えるもようです。日本では9月の台風に加え、6月に関東地方でひょうが降る被害が発生し、自動車保険や住宅の被害を補償する火災保険でも保険金支払いが増えたとのことです。米フロリダ州に上陸した大型ハリケーン「イアン」に関連した保険金もかさみ、各社はそれぞれ300億~500億円規模の支払いを見込んでいるようです。

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