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東京センチュリー、前期下方修正 航空機リース苦戦

東京センチュリーは18日、2022年3月期の連結純利益が前の期比2%増の500億円になったと発表しました。従来予想の600億円から100億円下方修正したようです。新型コロナウイルスの変異型の拡大で航空機リース事業の苦戦が長引き、当初計画を上回る減損損失を計上したとのことです。ロシアの航空会社向けのエクスポージャーが約6億ドル(約760億円、機体や融資などの合計)あることも明らかにしたようです。前期の経常利益は15%増の900億円で、従来予想の1000億円を100億円下回ったようです。航空機関連のほか、国内や海外の債権でも貸倒引当金を計上し、期末配当は計画通り72円とし、年間配当は前の期比5円増の143円となったようです。子会社で米航空機リース大手のアビエーションキャピタルグループ(ACG)はロシアの航空会社に8機をリースしているようです。欧州連合(EU)などは対ロ制裁として域内の航空機リース会社にロシアとの契約打ち切りを要請しており、ACGもこれに従う方針のようです。ACGの決算期が12月のため、影響が出る場合は東京センチュリーの今期(23年3月期)業績に反映し、前期業績の下方修正にロシアの影響は含まないとのことです。

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