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芙蓉総合、航空機リース料を軽減 脱炭素目標達成で

芙蓉総合リースは仏クレディ・アグリコル銀行と共同で、脱炭素目標の達成状況に応じてリース料や銀行の融資利率を優遇する試みを航空会社向けに国内で初めて取り入れるもようです。このほど、仏エールフランス航空が導入する欧州エアバスの大型旅客機「A350」の機体について脱炭素目標と連動したリース契約を締結したとのことです。A350は従来に比べて温暖化ガスの排出量を約25%減らせる新型の機体で、エールフランスでは新世代機への切り替えを進めることや、環境負荷の少ない再生航空燃料(SAF)の使用比率を現在の数%から2030年に少なくとも1割に増やす目標を掲げているようです。今回は、特別目的会社(SPC)に投資家からの出資金を入れ、銀行からの借り入れとあわせて機体の購入資金とするスキームで、銀行融資は目標を達成すれば金利優遇が受けられる「サステナビリティ・リンク・ローン」を適用し、同時にエールフランスが支払うリース料も軽減できるようにするとのことです。

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