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外貨準備2カ月ぶり増加 米金利低下で0.9%プラス

財務省は5日、7月末の外貨準備高が6月末に比べて0.9%増の1兆3230億3400万ドル(約176兆円)だったと発表しました。増加は2カ月ぶりのようです。保有する米国債の金利が低下(価格は上昇)したことが大きいとのことです。増加額は117億8000万ドルで、最もウエートの大きい外国債券などの「証券」は1兆649億3000万ドルと前月比121億9600万ドル増えたようです。財務省によりますと、6月末に3%を超えていた米国の5年債と10年債の金利は7月末にそれぞれ2.6%台に下がったとのことです。世界的な金利上昇で21年秋から外貨準備の減少基調が続き、7月末は過去最高だった21年8月に比べると1012億5000万ドル(7.1%)少なかったようです。

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