ブログ

地方企業の事業転換を支援、新興ファンドと電通

新興ファンドの&X(アンドエックス、東京・港)が地方の中堅・中小企業を対象とするファンドを最大200億円で立ち上げるようです。電通と業務提携し、電通のクリエーティブ人材が伴走型でビジネスモデル転換や事業進化を支援するとのことです。アンドエックスは元みずほキャピタルパートナーズの出身者を中心に8月から事業を開始したようです。成長資金や資本増強が目的のコーポレートメザニンを中心に資金を提供するもようです。第一号ファンドはアンドエックスが組成し、地方銀行などの国内機関投資家や政府系金融機関、事業会社など約20社から出資を募るとのことです。最大200億円で、2023年中の調達完了を目指すもようです。技術力や競争力のある製品を持つのに、販売ノウハウや資金力を欠く地方の中小企業を支援し、銀行は過去の業績をもとに融資するため、こうした企業は新規の事業資金を借り入れるのが難しいようです。新株の発行を伴う資金調達は議決権比率が変動するため経営者のニーズとマッチしない場合があるようです。その中間のメザニン投資は銀行借り入れよりコストはかかりますが、既存株主の支配権に影響のない形で自己資本の増強が可能となるようです。投資先は地銀の取引先を想定し1社あたり平均10億~20億円を投資するとのことです。投資先には、全国の企業情報や販売先などネットワークを持つ電通の事業変革部隊が入り込み、事業モデルを転換したり、世界に販路を広げたりするようです。

関連記事

GlobalSign SSL

SSL GMOグローバルサインのサイトシール
お客様のご入力された内容は、実用化最高レベルの暗号技術(SSL256ビット)によって暗号に変換された上で送信されます
ページ上部へ戻る