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みずほ、富裕層向け営業強化 スイス老舗金融の商品提供

みずほフィナンシャルグループ(FG)は16日、スイスの富裕層向け金融大手ロンバー・オディエ・グループの日本法人ロンバー・オディエ信託と包括業務提携を結んだと発表しました。同社の富裕層ビジネスのノウハウを吸収し、運用商品をみずほの顧客に提供するなどで連携を検討するようです。ロンバー・オディエは1796年の創業で、グループの預かり資産残高は約45兆円。みずほFG傘下のみずほ証券がシンガポールで2018年に現地法人と提携し、主にアジアに住む富裕層の日本人を対象に運用商品の提供などを進めてきたとのことです。今回はロンバー・オディエの運用商品の展開のほか、共同で富裕層向けの調査やリポートを発行したり、富裕層に特化したバンカーを育成するための研修に参加したりといった協力を想定するもようです。顧客基盤は厚い一方で、富裕層ビジネスのブランド力やノウハウの蓄積が足りないと判断し、スイスの老舗企業との提携に至ったとのことです。

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