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MS&AD、傘下生保の販売提携強化 若年層に照準

MS&ADインシュアランスグループホールディングス傘下の三井住友海上プライマリー生命保険は4月から、グループ会社の三井住友海上あいおい生命保険と販売提携を強めるようです。これまでプライマリー生命の保険商品をあいおい生命の代理店140店舗で販売しており、これを2023年度末までに500店舗に広げ、新規顧客の開拓につなげるもようです。提携強化と合わせて、プライマリー生命が新たに開発した運用成績によって受取額が変わる円建ての変額保険を投入するようです。あいおい生命の代理店で4月内に売り出し、保険料を毎月支払う「平準払い」とし、一度に払う保険料を抑えることで、20~30代など若い資産形成層を取り込むようです。初年度に年約1万2000件、3年後に年3万6000件の契約獲得を目指すもようです。銀行窓販に力を入れてきたプライマリー生命の保険商品は、契約時にまとまった保険料が必要な「一時払い」が中心で、主な顧客層は余裕資金を持つ高齢の富裕層だったようです。あいおい生命向けに新たに「平準払い」の商品を投入し、若年層などにも顧客層を広げるとのことです。

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