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日本の対外純資産418兆円、22年末 円安効果で過去最大

財務省は26日、日本の対外純資産が2022年末時点で418兆6285億円だったと発表しました。円安に伴って外貨建て資産の評価額が円換算で増え、過去最大となったようです。対外純資産が増えると海外からの配当金や利子収入が増えて経常収支が改善したり、国債格付けの評価の引き上げにつながったりします。対外純資産は日本国内の企業や個人、政府が海外に持つ「対外資産」から海外投資家などへの「対外負債」を差し引いたものです。対外純資産は21年末時点と比べて0.2%の微増で、5年連続の増加だったとのことです。32年連続で世界最大の純債権国となったもようです。海外資産の残高は21年比で6.5%増の1338兆2364億円でした。増加は14年連続となり、金利上昇に伴う債券価格の下落などで証券投資の資産残高は8.4%減の531兆2900億円となったようですが、円安が残りの資産残高を押し上げたもようです。22年末の円相場は1ドル=132円14銭で、21年末に比べて14.8%の円安・ドル高となったようです。円安で外貨建て資産の評価額が108兆1890億円増えて、海外から日本への投資などを映す対外負債残高は9.6%増の919兆6079億円だったようです。4年連続で増えたとのことです。外貨建ての負債の円換算での評価額は27兆8690億円増えたようです。

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