ブログ

オリックス銀行、再エネ・物流施設に4000億円融資

オリックス銀行は再生可能エネルギーや物流施設などへの融資を拡大するようです。2024年3月期には貸出金残高の2割弱にあたる4000億円規模を融資し、来期以降はさらに積み増すとのことです。需要が拡大する再エネや物流施設の開発を資金面で後押しし、投資用不動産ローンに偏った収益源を多角化する狙いもあるようです。特定事業に資金を出し、事業が生み出す収益を返済原資とするプロジェクトファイナンス(事業融資)を拡大するとのことです。再エネや物流施設開発、防災やリサイクル事業などが対象となり、これまでに外資系ファンドによる国内での物流施設開発などへの融資実績があるようです。前期までの2年間で約2400億円を融資してきたようですが、今期は4000億円規模の計画で一段と加速させるもようです。4000億円規模の貸し出しのうち、3600億円程度は証券化して地域金融機関や保険会社などに販売するようです。特に再エネ施設向けの融資債権はESG(環境・社会・企業統治)投資の流れで、金融機関からの引き合いが強く、融資拡大と同時に債権の流動化を進め、資産効率を高めるとのことです。オリックス銀行の現在の貸出金残高の8割強を投資用不動産ローンが占めており、同分野は引き続き注力分野だが、ローンの返済期間が30年超など長いため、資産効率の押し下げ要因となっていたようです。収益源の多角化と並行して、投資用不動産ローンの流動化にも取り組むもようです。

関連記事

GlobalSign SSL

SSL GMOグローバルサインのサイトシール
お客様のご入力された内容は、実用化最高レベルの暗号技術(SSL256ビット)によって暗号に変換された上で送信されます
ページ上部へ戻る