日本銀行が26日に発表した6月の企業向けサービス価格指数（2015年平均=100）は108.4と、前年同月比1.2％上昇しました。28カ月連続でプラスだったようです。宿泊サービスなど諸サービスが上昇したとのことです。ただ伸び率は0.5ポイント縮まり、企業が出稿を控えたことを理由に広告価格が下落したようです。広告は前年同月比で2.9％のマイナスだったもようです。コスト高が続くもとで企業が出稿を控える動きが目立ったようです。宿泊サービスはインバウンド（訪日外国人）の回復の影響で30.8％上昇したようですが、プラス幅は前月（41.9％）に比べ縮小したとのことです。運輸・郵便は前年同月比0.9％下落し、燃料価格の上昇やウクライナ情勢による影響が一服し、外航貨物や国際航空貨物の輸送価格が下がったもようです。調査対象となる146品目のうち、価格が前年同月比で上昇したのは97品目、下落したのは23品目だったとのことです。