ブログ

三井住友FG、運用評価会社を持ち株傘下に 中立性を確保

三井住友フィナンシャルグループ(FG)は8日、運用会社の評価などを手がける日興グローバルラップの全株式を三井住友DSアセットマネジメントから持ち株会社に移すと発表しました。資産運用会社から独立させることで評価の中立性を高めるもようです。金融庁が運用会社に企業統治の強化を求めており、9月29日に実施の予定のようです。日本の投信業界では商品開発の際、業務の一部を海外の運用会社に委託することが一般的です。日興グローバルラップは委託先となる海外の運用会社の評価・選定を手がけてきました。投資助言、運用業務も並行して手掛けており、運用資産残高は2023年3月期時点で2.9兆円、純利益は17億円となるもようです。同社は三井住友FG以外の運用会社にもサービスを提供しているようです。金融庁が4月にまとめたリポートでは運用会社の人事が親会社の意向に左右される長年の慣行を批判するなど運用会社の企業統治のあり方に厳しい目を向けているとのことです。

関連記事

GlobalSign SSL

SSL GMOグローバルサインのサイトシール
お客様のご入力された内容は、実用化最高レベルの暗号技術(SSL256ビット)によって暗号に変換された上で送信されます
ページ上部へ戻る