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企業物価指数、9月2.0%上昇 9カ月連続伸び鈍化

日本銀行が12日に発表した9月の企業物価指数(速報値、2020年平均=100)は119.3と、前年同月比で2.0%上昇したもようです。8月(3.3%)から1.3ポイント低下し、上昇率は9カ月連続で鈍化したようです。飲料や食料品などで価格転嫁の継続がみられたようですが、ガソリン補助金の拡充などからプラス幅は限定的だったとのことです。企業物価指数は企業間で取引するモノの価格動向を示し、9月の上昇率は民間予測の中央値(2.3%上昇)を0.3ポイント下回ったようです。公表している515品目のうち424品目が値上がりしたとのことです。品目別にみてみますと、電力・都市ガス・水道は前年同月比18.0%の下落だったようです。4〜6月の燃料費が遅れて反映される調整単価が低下したことが影響したもようです。日本銀行の試算によりますと、政府が2月から実施している電気・ガスの価格抑制策も企業物価指数を前年同月比で約0.6ポイント押し下げたようです。一方、石油・石炭製品は前年同月比3.2%上昇し、ガソリン価格の急騰を抑える政府の補助制度の影響で8月(7.4%上昇)から上昇幅が4.2ポイント縮小したとのことです。

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