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りそな銀行、初の「ベンチャーデット」 神戸の新興に2億円

りそな銀行はスタートアップ向けの融資である「ベンチャーデット」として、遠隔医療支援サービスを手掛けるVitaars(ヴィターズ、神戸市)へ2億円を融資したようです。企業の将来性を細かく評価し、多様な資金調達手段を提供することでさらなる成長を後押しするとのことです。融資の実行日は2023年12月28日付で、融資期間は5年。ヴィターズは集中治療室(ICU)の現場の医師を遠隔でサポートする遠隔ICUサービスを提供しており、借入金は営業強化に伴う人件費や販売促進費などに充てるようです。りそな銀行は23年10月に総額100億円のベンチャーデットの取り扱いを始めており、今回が初めての案件となります。ベンチャーデットは企業の財務内容を基本とする従来の融資とは異なり、より事業の将来性を重視して融資を判断するようです。赤字のスタートアップは融資では資金を借りづらく、エクイティ(株式)による資金調達では既存の株式が希薄化することから、ベンチャーデットの需要は増えているようです。りそな銀行はヴィターズのサービスを導入する病院や医療業界に精通したベンチャーキャピタル(VC)へもヒアリングを重ね、融資の判断材料としたとのことです。

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