ブログ

みずほの業務改善計画、定期報告を終了 金融庁

金融庁は19日、システム障害をめぐってみずほ銀行とみずほフィナンシャルグループ(FG)に課した業務改善計画の定期報告を終了しました。2021年にATMのカード取り込みなどトラブルが続出したことを受けて同年11月、銀行法に基づく業務改善命令を発出。3カ月ごとに改善計画の実施状況を報告するよう求めていたようです。再発防止の仕組みが整ったと判断したとのことです。みずほでは21年2月、デジタル口座への移行作業が発端となりATMが通帳やキャッシュカードを取り込むトラブルが起きました。その後も取り込みやATMの利用停止などが続出し、発生した障害は10回を超えたようです。事態を重く見た金融庁は21年9月と11月の2回、みずほ銀行とみずほFGに業務改善命令を出しました。11月の改善命令では2社に対してシステム障害の再発防止の再検証やガバナンス(企業統治)の整備、経営責任の明確化を求め、業務改善計画の実施状況を定期報告するように課したようです。一連のシステム障害では、外国為替取引の処理でマネーロンダリング(資金洗浄)対策の不備が判明したようです。財務省は21年11月に外為法に基づく是正措置命令をみずほ銀行とみずほFGに出し、改善策の定期報告を求めました。財務省も再発防止などが整備できたとして、すでに定期報告を不要にしたとみられているようです。

関連記事

GlobalSign SSL

SSL GMOグローバルサインのサイトシール
お客様のご入力された内容は、実用化最高レベルの暗号技術(SSL256ビット)によって暗号に変換された上で送信されます
ページ上部へ戻る