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企業向けサービス価格、1月2.1%上昇 伸びは鈍化

日本銀行が26日に発表した1月の企業向けサービス価格指数(2015年平均=100)は109.8と、前年同月比2.1%上昇したようです。伸び率は23年12月より0.3ポイント縮小し4カ月ぶりに鈍化したようですが、6カ月連続で2%台で推移するようです。ソフトウエア開発や廃棄物処理などの幅広い分野で人件費を価格に反映する動きがみられたとのことです。企業向けサービス価格指数は企業間で取引されるサービスの価格変動を表し、4モノの価格の動きを示す企業物価指数とともに消費者物価指数(CPI)の先行指標とされるようです。調査対象となる146品目のうち、価格が前年同月比で上昇したのは108品目、下落は22品目だったようです。内訳をみてみますと、宿泊サービスが前年同月比で27.0%上昇したとのことです。23年1月に政府の観光促進策「全国旅行支援」の割引が縮小して値上げした反動で23年12月(56.6%上昇)より伸び率が縮小したようですが、インバウンド(訪日外国人)の需要回復が下支えしたことで高い伸びが続いたもようです。情報通信は前年同月比2.2%上昇したようです。ソフトウエア開発や情報処理・提供サービスで賃上げやサーバーの管理費の値上げが寄与し、廃棄物処理も2.1%上昇したもようです。燃料費や人件費の上昇を転嫁する動きが影響したとのことです。

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