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失業手当の受給額、27年からマイナポータルで確認可能に

厚生労働省は失業手当に関し、毎月振り込まれる受給額をマイナンバーカードの個人向けサイト「マイナポータル」でいつでも確認できるようにするようです。ハローワークのシステムとマイナポータルのシステムを連携し、2027年1月の運用開始を目指すとのことです。ハローワークで受給資格を更新する際も、マイナカードがあれば紙の受給資格者証や本人確認のための書類の持参は不要とするようです。現在、支給開始の手続きをするときはハローワークに行って離職票と本人確認書類を持参し、紙の受給資格者証を発行しています。その後、4週間に1度の割合で受給資格者証を持参してハローワークで面談し、資格を更新します。支給額は受給資格者証の裏に4週間分を印字しており、いまは失業者が印字された額と銀行通帳の振込額を照らし合わせ、実際にいくら振り込まれたかを確認しているようです。マイナカードを活用すれば、ハローワークに行く必要はあるものの、受給資格者証などを持参しなくても更新手続きを済ませることができます。受給資格者証は原則発行しない仕組みとし、希望者には引き続き紙の受給資格者証を発行するようです。厚労省が進めている雇用保険関連手続きを簡素にする取り組みの一環のようです。22年10月にマイナカードを本人確認書類の代わりとし、受給資格者証も不要としました。だが支給状況を確認する方法がないため、別途、支給状況を印字した「受給資格通知」という書類を発行しているとのことです。

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