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4月の求人倍率、1.26倍に低下 失業率は2.6%で横ばい

厚生労働省が31日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.26倍で、前月と比べ0.02ポイント低下したようです。賃上げへの期待から新規の求職件数は増えたようですが、物価高や円安の影響で求人を控える動きが目立ったようです。総務省が同日発表した4月の完全失業率は2.6%で前月から横ばいだったとのことです。有効求人倍率は全国のハローワークで職を探す人に対し、1人あたり何件の求人があるかを示すようです。4月の有効求人数は1.3%減の240万379人、有効求職者数は0.3%減の203万4156人だったようです。3月は求職者数が減り求人倍率が16カ月ぶりに上昇したようですが、再び低下に転じたとのことです。景気の先行指標とされる新規求人数(原数値)は前年同月と比べ2.3%減ったようです。産業別にみてみますと、製造業で7.8%減、宿泊・飲食サービス業で6.3%減とマイナスが目立ったようです。製造業では物価高や円安による原材料費の高騰が収益を圧迫し、新規の採用を抑制する動きが出たようです。宿泊・飲食サービス業は前年の新型コロナウイルスの5類移行を前に、観光需要増を見据えて求人数が伸びた反動があったとのことです。

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