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6.122025
ゴールドマン、薬局向けシステム新興のカケハシに100億円出資
米ゴールドマン・サックスは調剤薬局向けの業務システムを手掛けるカケハシ(東京・港)に約100億円を出資するようです。タクシー配車アプリのGOに続き、国内では2年ぶりにスタートアップ企業向けに投資するとのことです。ゴールドマンは成長が見込めるスタートアップに累計で2兆円超を投じてきました。国内では18年にメルカリ、23年にタクシー配車のGOなどに投資したようです。世界では300件以上の投資実績があるとのことです。ゴールドマンの担当者は「国内で100億円単位の投資ができる新興企業はこれまで多くなかった」と話しています。調剤薬局向けのクラウドソフトウエアで国内首位のシェアを持つカケハシはユニコーンになれる企業だと判断したとのことです。カケハシは薬歴作成や服用指導支援を行うソフトウエアなどを展開しています。ドラッグストア大手のウエルシアやイオンリテールなどに採用されており、国内の調剤薬局の2割以上にあたる約1万4000店超の顧客基盤をもっているとのことです。