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オリックス銀行社長「不動産・再エネ融資で3000億円」 24年度比5割増

オリックス銀行は2025年度内に不動産や物流、再生可能エネルギー分野に3000億円の融資を目指すようです。24年度は約2000億円を実行しており、5割増やすもようです。ファンドなどの再エネ事業に地銀と融資する案件が増えていることが背景にあるとのことです。4月に就任した寺元寛治社長がインタビューで25年度の融資目標を明らかにしました。大型倉庫などの物流施設や、AI(人工知能)需要を背景にしたエネルギー案件の融資が盛り上がるとみているようです。返済の優先順位が低いようですが貸出金利が高いメザニンローンも昨年から増えているもようです。オリックスグループは国内の太陽光発電所や物流倉庫などに投資した実績があり「事業ごとの特性に目利き力があり、他の金融機関よりも一段深いリスクがとれる」と話していたようです。海外ファンドの参入も追い風になっており、「不動産、物流、再エネの案件の半数近くを既に海外投資家が占めている」(寺元社長)。海外勢が国内向けにファンドを組成し投資を順次実行していくことで、メザニンローンの需要は底堅く推移するとみているようです。

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