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みずほ証券、ファンドで太陽光併設の蓄電池導入を支援 国内初

みずほ証券は9月に、太陽光発電所と発電所に併設する蓄電池を投資対象にしたファンドを立ち上げるようです。大分県と鹿児島県の発電所4カ所に蓄電池を設置し、総額は約60億円で、運用期間は15年程度を予定するようです。蓄電池を併設する発電所の設備容量は計約8.3メガワットです。2026年3月にも蓄電池の設置を完了するもようです。発電所と蓄電池を制御するシステムの提供は九州電力グループのニシム電子工業(福岡市)が、設備の保守・管理はブルースカイソーラー(東京・港)が手がけるようです。投資家への分配原資は蓄電池にためた電力などの売電収入でまかない、利回りは年5%程度を目指すもようです。日中は蓄電池に電力をためておき市場価格が高い夜間などに売電することで、収益をあげるようです。みずほ証券によりますと、太陽光発電所に併設する蓄電池の導入支援をファンドが手がけるのは国内で初めてとなるようです。国内では九州地方を中心に、電力需給のバランスを調整するため発電を止める「出力制御」が増えています。余った電力を生かすための蓄電池の需要が高まっているようですが、導入コストが高く、いまだ多くの発電事業者が活用できていないようです。ファンドで資金を集めることで、資金調達のハードルを下げることを狙うとのことです。

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