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男女の賃金格差が過去最小に

厚生労働省が公表した2016年の賃金構造基本統計調査によりますと、フルタイムで働く女性の所定内給与の平均が前年より1.1%増の24万4600円となり過去最高を更新しました。民間の男女間賃金格差は2年ぶり、正社員と非正社員の賃金格差も2年連続で過去最小となりました。これは昨年6月の賃金額(主に基本給にあたる所定内給与の金額)について従業員10人以上の全国約5万事業所からの回答を得たもので、短時間労働者以外の一般労働者(非正規含む)の平均賃金は前年と同額の30万4000円、男性が前年と同水準の33万5200円だったのに対し、女性は3年連続で過去最高を更新しました。男性の給与を100とすると女性は73.0となり、比較できる1976年以来男女差は過去最小となりました。

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