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3大銀行が過剰融資対策でカードローン上限を自主設定

三菱東京UFJ、三井住友、みずほの3大銀行が、カードローンの融資額を利用者の年収の3分の1や2分の1までとする自主ルールを導入しました。銀行は消費者金融と違って年収の3分の1を上限とする貸金業法の規制を受けないため、これまでは、過剰な融資が多重債務を引き起こしかねないとの指摘もありました。全国銀行協会は19日、加盟銀行116行による8月末のカードローン残高を4兆3715億円、前月比0.4%増と発表しており、これは消費者金融による融資残高(3月末時点、金融庁発表)の1.5倍の規模となっています。なお、地方銀行では、秋田銀行、七十七銀行、百五銀行などで上限設定の取り組みが見られます。

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