はじめに
「金利」と聞くと、なんだか難しそう…と感じる方も多いのではないでしょうか?
でも、実は私たちの生活に深く関わっている、とても大切な経済の指標なんです。
特に最近、日本の長期金利が約17年ぶりの高い水準になったというニュースが話題になっています。
これは、私たちの暮らしにどんな影響があるのでしょうか?
今日は、このニュースを初心者の方にも分かりやすく、そして「最後まで読みたくなる」ように解説していきます!

そんな疑問にもお答えしていきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
そもそも「長期金利」って何?
まず、基本の「き」からお話ししましょう。
金利とは、お金の貸し借りをする際のレンタル料のようなものです。
銀行にお金を預けると利息がもらえますが、これも金利の一種です。
そして、金利には「短期金利」と「長期金利」の2種類があります。
- 短期金利:1年未満の短い期間の金利
- 長期金利:1年以上の長い期間の金利
今回ニュースになっているのは、このうちの「長期金利」です。
具体的には、国が10年間お金を借りる際の金利(10年物国債の利回り)が、長期金利の代表的な指標とされています。
なぜ今、長期金利が上がっているの?
では、なぜ今、日本の長期金利が上がっているのでしょうか?
その背景には、日本銀行(日銀)の金融政策の変更が大きく影響しています。
(ポイント)日銀は、これまで景気を良くするために、金利を非常に低い水準に抑える「マイナス金利政策」を続けてきました。しかし、最近の物価上昇などを受けて、この政策を修正し、金利を少しずつ引き上げる方向に転換したのです。
市場では、「日銀がさらに金利を引き上げるのではないか?」という見方が強まっており、これが長期金利の上昇につながっています。
専門家の間ではこんな見方も!
専門家の間では、今後の日銀の動きについて様々な意見が出ています。
- 年内に再利上げがあると見る向き
- いやいや、経済への影響を慎重に見極めるべきという意見
- アメリカの金融政策の動向も無視できない!
このように、様々な要因が複雑に絡み合っているのが、今の金融市場の状況なのです。
長期金利が上がると、私たちの生活はどうなる?
さて、ここからが本題です。
長期金利が上がると、私たちの生活にどのような影響があるのでしょうか?
良い面と悪い面、両方を見ていきましょう。
メリット:預金金利が上がるかも?
まず、嬉しいニュースとしては、銀行の預金金利が上がる可能性があります。
長い間、ゼロに近い状態が続いていた普通預金や定期預金の金利が、少しでも上がれば嬉しいですよね。
デメリット:住宅ローンなどの金利が上がる
一方で、注意が必要なのが、住宅ローンや自動車ローンなどの借入金利が上がることです。
特に、変動金利で住宅ローンを組んでいる方は、毎月の返済額が増える可能性があります。

ご安心ください。すぐに金利が急上昇するわけではありません。
しかし、今後の金利の動向には注意を払い、必要であれば固定金利への借り換えなどを検討するのも一つの手です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の長期金利の上昇は、日本の金融政策が大きな転換点を迎えていることを示しています。
私たちの生活にも様々な影響が考えられますので、他人事と思わずに、今後のニュースにも注目していきましょう。
このブログでは、これからも皆さんの金融に関する疑問にお答えしていきますので、どうぞお楽しみに!