日本政府観光局は、三菱地所と共同で丸の内エリアで運営している外国人向け総合観光案内所「JNTOツーリスト・インフォメーション・センター」のユニバーサルデザイン対応を強化しました。近年、アクティブに旅行を楽しむ高齢者や障がいのある訪日外国人も増加している状況を踏まえ、障がい者雇用支援施設「インクルMARUNOUCHI」に監修を依頼し、ハード面では、点字に文字を重ね合わせることで目でも指でも読める点字「ブレイルノイエ」やイラスト等を指さすことで意思を伝える「コミュニケーション支援ボート」などを導入したようです。また、ソフト面では、JNTOTICスタッフがユニバーサルマナー検定を受講し、高齢者や障がい者を含めた全ての訪日旅行者が更に快適に観光案内所を利用できるように努めていき、丸の内エリアを拠点としたインバウンド専門施設として、先進的な観光案内サービスの導入に取り組み、日本全国の観光案内所からの視察を受け入れるなどユニバーサルデザイン対応の知見共有に力を入れていくとのことです。