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国土交通省、「管理不全の土地に関する実態調査」の結果を公表

国土交通省は「管理不全の土地に関する実態調査」の結果を公表しました。この調査は、利用されていない土地の所有者の管理や利活用の実態・意向を把握することが目的であり、10月29~31日にウェブアンケート方式で実施し、利用されていない宅地の所有者5,000件から回答を得たもようです。土地を利活用しない理由については、「特に活用を考えていない」が36.1%で最多、「活用したいが何に活用してよいか分からない」が18.0%、「活用を考えているが十分な時間がない」が12.5%、「やり方が分からない」が6.0%で、合わせて4割弱が活用する意向があっても情報不足等によって踏み切れていないのが現実のようです。日常的に利活用しない土地の今後の保有意思については、「将来家族の誰かが居住・利活用する見込み」が20.9%、「将来家族以外の誰かに貸す見込み」が8.3%で、また「特段利用する見込みもないが売るつもりもない」が19.0%を占めており、売却しない理由については、「たとえ売れたとしても二束三文」が36.9%、「売却コストがかかる」が13.7%と経済的理由を挙げている回答も多かったようです。利活用促進のために有効と思われる措置については、「土地を利活用したいという意向を持つ人の情報提供・紹介」が39.9%で最も多く、「行政や専門家からのアドバイス」が26.6%となり、管理をしやすくするためには「管理費用などの金銭的な支援」が44.5%で最多、「草刈りなど管理作業を補助してくれる人的支援」が32.6%となったもようです。

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