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国土交通省、アスベスト等飛散防止対策に関する調査結果を発表

国土交通省は、建築物防災週間(2019年3月1~7日)に実施した民間建築物における吹き付けアスベスト等飛散防止対策に関する調査結果を公表しました。調査対象は、1956~89年に施工された民間の建築物のうち大規模の建築物(おおむね1,000平方メートル以上)で、吹き付けアスベストおよびアスベスト含有吹き付けロックウールにおいて、地方公共団体から建築物所有者等に報告を求めたとのことです。調査対象建築物は全国に26万1,560件あり、調査報告があったのは24万4,211件で、このうちアスベスト等の吹き付けがされているという報告があったのは1万5,002件、指導によって対応済みの物件は1万1,909件、対応予定の物件は542件とのことです。結果、露出してアスベスト等が吹き付けられていない物件は22万9,209件で、対応率は92.4%となったもようです。今後も、吹き付けアスベスト等が露出している建築物の所有者等に対して、除去・封じ込めまたは囲い込みの対策実施の指導を徹底するよう地方公共団体に要請し、また、報告のなかった所有者等への継続調査も要請していくとのことです。

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