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三幸エステート、2020年3月度の東京都心5区および全国6大都市の大規模ビルのマーケットデータを公表

三幸エステートは2020年3月度において、東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを公表しました。東京都心5区の空室率は0.41%で前月比より0.09ポイント下落、22ヵ月連続で1%を下回っており、統計開始以来の最低値となったもようです。空室床の解消は、2019年来の交渉を経て成約に至ったケースがほとんどで、過去数年にわたるオフィス需要を受けての動きが反映されており、現空面積は3万59坪で4ヵ月連続の3万坪台となったもようです。1坪当たりの募集賃料は3万1,899円で小幅な低下となっているものの、募集面積は29万48坪で増加傾向にあるようです。全体的にみるとマーケットの動きが鈍くなりつつあり、テナント誘致活動を控える傾向も広がっているようです。全国6大都市の空室率をみると、東京23区が0.6%、福岡市が1.0%で2都市において下落しており、札幌市1.0%、仙台市3.9%、大阪市1.3%で3都市において上昇、名古屋市1.1%で変動なしとなっているようです。

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