JLLは7日、新型コロナ禍からの回復度を示す指標「リカバリーインデックス」を公表したとのことです。
新型コロナウイルス感染症の影響により悪化した社会経済状況がどのくらい回復しているかを可視化し、その動向を示す総合指標。「金融」「雇用」「生産」「需要」「ヘルス」「モビリティ」「不動産」の7領域において、2020年1月を基準（100）としたときの各月の指数をサブインデックスとして算出し、その総合指数をトータルインデックスとしてまとめたようです。
6月末時点の同インデックスは73.3ポイントで、前月末より22.6ポイント上昇したようです。3月以降は3ヵ月連続で前月より悪化し、5月には50.7ポイントまで落ち込んでいたとのことで、「不動産」（不動産売買、不動産賃貸の取引動向から算出）は51（前回比36ポイント上昇）とのことです。