公益財団法人東日本不動産流通機構は10日、2024年10月の首都圏不動産流通市場動向を発表しました。同月の首都圏中古（既存）マンション成約件数は3,092件（前年同月比5.9％減）となり、4ヵ月連続で前年同月を下回ったようです。都県別では東京都1,599件（同9.9％減）、埼玉県376件（同5.3％増）、千葉県408件（同10.6％増）、神奈川県709件（同9.9％減）。埼玉県と千葉県以外の地域が前年同月比で減少し、東京都都区部と神奈川県横浜・川崎エリアは2ケタ減となったようです。1平方メートル当たりの平均成約単価は75万1,600円（同0.8％上昇）。20年5月から54ヵ月連続で前年同月を上回ったようです。1戸当たりの成約価格は4,739万円（同0.5％減少）、平均専有面積は63.05平方メートル（同1.3％減）となったもようです。新規登録件数は1万6,698件（同2.0％減）と、8ヵ月連続で前年同月を下回ったようです。在庫件数は4万5,888件（同0.9％減）と、6ヵ月連続で前年同月を下回っているとのことです。