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12月の景気DI、不動産業はやや改善/TDB

株式会社帝国データバンクは9日、2024年12月の「TDB景気動向調査」の結果を発表しました。有効回答数は1万935社です。同月の景気DI(0~100、50が判断の分かれ目)は、44.5(前月比0.1ポイント増)と、2ヵ月連続で改善したものの、小幅な上昇にとどまったようです。年末需要がプラスの要因となったものの、燃料価格の上昇が下押し要因となる等、わずかな改善にとどまり、足踏み状態で推移しているとのことです。10業界のうち、改善・悪化はそれぞれ5業界となり、「不動産」は48.2(同0.7ポイント増)となったようです。「販売エリアは転入過疎地域のため、居住者需要の増加が見込まれる」(建物売買)や「都心部のマンションでは“家賃が高い”と退去することも多いようですが、より高い賃料で次の入居者が決まる」(貸家)等との声がある一方、「賃貸と建築需要が弱い。人手不足の声もよく聞く」(不動産代理業・仲介)等もコメントも見られたようです。

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