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三菱UFJフィナンシャル・グループ、金融とITを融合したフィンテックへの投資を加速へ

三菱UFJフィナンシャルグループが金融とITを融合したフィンテックへの投資を加速しています。子会社としてコーポレートベンチャーキャピタルを作り、200億円の規模で米国やアジアでもスタートアップ企業に投資し、金融サービスの変革を踏まえ、高度なフィンテック技術をもつ企業との関係を強化していきたいとのことです。大手銀行によるフィンテックに特化したファンドとしては国内では最大級となるようで、決済や送金、資産運用など金融との協業が見込める企業を対象とし、投資資金の3~4割を国内、残りを米シリコンバレーや東南アジアなど海外企業に振り向けるとのことです。三菱UFJ銀行は、2015年からフィンテック関連のベンチャーへの投資を開始し、合計50億円を投じており、スタートアップ企業との協業効果を一段と生かせるように今後の投資は、原則新ファンドに集約していくとのことです。近年はスマートフォン決済が広がるなどデジタル化が進展する中、銀行の本業にかかわるサービス開発において先端技術をもつ企業と協業する必要性が高まり、投資を通じて関係を強化していくようです。

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